疫病退散で知られる「元三大師」をご紹介します。

百済寺樽2020年の秋バージョンには、一際目立つ赤いタグが付いています。

その名は「元三大師(がんざんだいし)」。

今回は元三大師をわかりやすく紹介します。

元三大師の概要

元三大師とは平安時代に活躍した天台宗の偉い僧侶であった良源(りょうげん)のことです。

1月3日が命日であることから、今日では「元三大師」という名で親しまれるようになったと言われています。大変頭がよく、天台宗の総本山である比叡山で様々な功績を収めたと伝えられており、おみくじの起源をつくったのも元三大師だと言われています。

 

疫病が流行していたある年に、良源は村人を救うために鬼の姿となって、疫病神を追い払いました。その姿を写しとったのが元三大師のお札です。

そのお札を貼ると、人々は疫病から免れたといわれており、魔除けのお札として広く伝わっています。

つまり、鬼の姿をしていますが、賢い比叡山のお坊さんが元三大師の正体です。

寺ごとに違う元三大師

2本の角が生えていて別名「角大師」ともいわれている元三大師。

実は寺社によって少しずつ見た目が違います。

なぜなら、寺社ごとに独自の版木が用いられているからです。

比叡山の元三大師
比叡山の元三大師
釈迦山百済寺の元三大師
釈迦山百済寺の元三大師

天台宗僧侶育成専門機関である叡山学院の調査によると、全国で293ヶ所の寺社で元三大師の板木などが伝わっているそうです。

つまり、293種類の元三大師があるということ。

見た目が違うので集めてみるのも面白そうですね!

アマビエとは何が違う?元三大師のご利益

鬼の姿となって、疫病神を追い払ったことから、元三大師のお札は疫病退散のご利益があると言われています。

疫病退散で連想されるのは、SNSで瞬く間に広がったアマビエが有名ですよね。

同じ疫病退散のご利益があると言われているアマビエと元三大師。

その二者には大きな違いがあります。

アマビエは妖怪ですが、元三大師は実在した僧侶ということです。

 

また歴史は元三大師の方が古く、アマビエは江戸時代に広まったのに対し、元三大師が疫病を退治したのは966年のこと。

なんだか個人的には元三大師によりご利益がありそうな気がしてなりません…

元三大師を使った商品

疫病退散を祈って、様々な元三大師を使った商品が世に出てきています。

お札はもちろん、ストラップや栞、日本酒のラベルになっているものもあるようです。

百済寺樽にも元三大師

湖東三山百済寺ゆかりの銘酒「百済寺樽」2020年秋発売のものにも元三大師が添えられています。

蔵出し前に住職にご祈祷もしていただいた一際目立つ真っ赤なタグが特徴です。ポケットサイズなので、お酒を楽しんだ後に、財布などに入れて持ち歩くのもよいですね。

通販サイトもありますので、ぜひお試しください。

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まとめ

元三大師の正体は、疫病神を追い払った天台宗の僧侶でした。

美味しいお酒を飲んで、元三大師のご利益もいただき、疫病を吹き飛ばしましょう!

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