この記事では、百済寺のガイドも務めている私が、ここを撮っておけば間違いない!というフォトスポットをご紹介します。
湖東三山百済寺は滋賀県最古級の名刹。
紅葉の名所として知られるびわ湖の東側に位置するお寺です。
広大な敷地の山寺はどこを切り取っても美しく、何度来ても飽きないのは、歴史と自然が融合しているからだと思います。
せっかく行くなら、ここだけは撮っておくべきスポットを厳選いたしました!
百済寺の概要はこちらの記事をご覧ください。
百済寺全体マップはこんな感じ
約30分ほどかかる広大な敷地。
緩やかな坂が続きますが、壮大な自然が癒してくれるので疲れません。
釈迦山百済寺 公式HPより引用
ここだけは押さえないとダメな5選
広い境内なので、たくさんフォトスポットがあるのですが、その中でも、ここだけは絶対に撮っておきたい5選をご紹介します。
赤門
赤門は境内図の画像でいうと、右下にあたります。
『平成の修理を経て、ベンガラの鈍くて渋い紅色を蘇らせた赤門。』
百済寺の総門(入り口)となります。
本来ならここから参拝するのが正規ルートなのですが、駐車場が百済寺の中間地点に位置するため、通られないかたも中にはいらっしゃいます。
お車で来られた方もぜひ歩いて移動してみてくださいね。
正規ルートである赤門から参拝されたい方はこの記事も参考にしてくださいね。
苔むす参道
百済寺の駐車場奥の場所にあたります。
『一年を通して苔生す緑のキャンバスに四季折々の自然の色彩が塗り込まれる表門前』
百済寺のパンフレットに載っている写真の構図でもあるので、一番の定番と言えますね。
苔を養生するため、普段は人が踏み入れないようにされています。
自然のままの姿が大変美しいです。
また違う時期も撮りたいなと思わせてくれるフォトスポット!
庭園
『池泉回遊式の庭園』
赤門からから続いている参道です。
池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)とは、簡単に言うと、池の周りをぐるっと一周することができる庭園のことです。
色んな角度から撮ってみると全然違う表情になるので面白いですよ。
ちなみに、秋は10日間限定で庭園のみライトアップも行われます。
しかしながら三脚の使用は禁止されていますので、お気をつけ下さい。
今年のライトアップ情報は百済寺のHPでチェック!
展望台
『甍(いらか)越しに見える近江湖東平野に、戦国武将の姿が浮かぶ展望台』
展望台も庭園の一部です。
湖東三山の中で一番大きい庭園なんです。
先ほど説明した、池泉回遊式の庭園も含めて、通称「天下遠望の名園」と言われています。
天気がよい日中は、比叡山を望むことができますよ。
近畿圏最大級の平野である湖東平野を見下ろすことができ、日が沈む頃には美しい夕日を眺めることができます。
夕日の時間は短いので シャッターチャンスを逃さずに!
仁王門
『傾斜を増す石段の先に、威圧感をもってご本尊を守護する仁王門』
参道を登ぼると、約3メートルの大きな草鞋がお出迎えしてくれます。
草鞋の奥には、金剛力士像がいるのですが、その方の草鞋と言われています。
最初は金剛力士像の足のサイズに合うような草鞋だったのですが、触れると足腰がよくなると言われるようになり、もっとよくなりますようにと願いが大きくなり、それに比例して草鞋のサイズも大きくなったと言われています。
今は地元、百済寺本町の老人クラブのみなさまの手によって十年に一度、編みかえられています。
動画でも解説しています
先ほどの5箇所を抑えた紹介動画もご覧ください。
広大な敷地がより伝わる内容となっています。
ちなみに動画内ではドローンも使用していますが(※許可を得て撮影しています)
境内の真ん中辺りから見下ろしています。
こんな写真も撮れます
インスタグラムで探すと、一般の方はもちろん、プロのカメラマンさんたちもたくさん写真をUPしてくれています。
先ほどの5箇所は抑えつつ、いろんな場所にカメラを向けて見てくださいね!
まとめ
百済寺に行ったらここだけは絶対に押さえたいフォトスポットを5箇所紹介いたしました。
広大な敷地の山寺はどこを切り取っても美しいので、今回紹介した場所以外にも自分だけのフォトスポットを見つけてみてくださいね!