
2016年に発足した「百済寺樽プロジェクト」は、今年で10年目。
これまで地域の皆さん、農家さん、酒蔵さん、百済寺さん、そして“たる部”の皆さんと一緒に、「百済寺の歴史と魅力を“百済寺樽”をきっかけに未来へつなぐ」取り組みとして歩んできました。
百済寺樽プロジェクトそして10年目の節目に、次の一歩として動き出したのが
百済寺のシンボルツリー「菩提樹(ぼだいじゅ)」の花から酵母を採取し、酒造りに活かす挑戦です。

百済寺樽プロジェクト百済寺の“菩提樹”から、未来の一杯へ



百済寺の本堂横には、樹齢約1000年とされる「千年菩提樹」が今も静かに立っています。
織田信長の焼き討ちを生き抜いた存在として語り継がれている木でもあります。
私たちが目指すのは、百済寺の地で育ったお米に加え、百済寺そのものの素材
——菩提樹の花から生まれた酵母で醸す、もう一つの「百済寺樽」。
“過去を生き抜いた存在から、未来の一杯を生み出す”ための研究がスタートしました!
2/14 研究施設見学会を開催しました

現在、菩提樹の酵母による酒造りは、滋賀県工業技術総合センターさん、喜多酒造さんのご協力のもと進められています。
今回通常非公開なのですが、ご厚意により研究施設の見学会を実施させていただきました!

会場には、酵母サンプルがずらり。


同じ“菩提樹の花由来”でも香りの個性がまったく違い、嗅ぎ比べるたびに驚きがありました。
「これ、華やかで好き!」となる香り
「特徴が尖っていて面白い…!」という香り
そして、ここだけの話…
「これは…きついな…!」という香りも(笑)
香りをきっかけに、自然と会話が生まれて、「どれが好み?」「お酒になったらどんな味になりそう?」と、参加者の皆さんといろいろ議論できたのがとても印象的でした♪
さいごに
現時点で“アルコール発酵すること”は確認されていますが、ここから先は、飲めるお酒として成立するのか、味わいはどうなるのか——研究の積み重ねが必要です。
今はまだ「完成」ではなく、挑戦の途中。
だからこそ、この“最前線”を皆さんと共有できたことが、本当に嬉しい時間でした!
ご参加くださった皆さま、そして日頃より支えてくださる関係者の皆さま、ありがとうございます。
菩提樹の花から生まれた酵母が、どんな一杯につながっていくのか。進捗はまた随時お知らせします。どうぞお楽しみに♪

実施日:2026年2月14日
参加者:16名
協力:滋賀県工業技術総合センター様/喜多酒造株式会社様
![僧坊酒[百済寺樽]](https://hyakusaijitaru.com/wp-content/uploads/2020/05/cropped-ロゴ文字のみ.png)














